晴れても雨が降っても盛夏まっさかりの気温、土用丑の日である今日の鞄は

大きさも質感も異なる凸凹コンビ、ですが

 

 

本体（パイピングや革の合わせ方）や取っ手の作りといった構造には

共通する部分があって、それぞれに派生していった2本です。

 

 

 

まずひとつめは先週に引き続いた素材、リバースレザーのネイビーに

洗い加工をかけたタイプ、手持ちでコンパクトです。

 

 

細身で小振りながらも大きく開く口で使いやすくなっています。

 

細かい部分ですが、引き手は裏表どちらもちらりと見え、リバースレザー

ならではの醍醐味を感じるパーツです。

 

 

収まり良くiPadが入るので、ともすると無機質なタブレットケースになってしまいそう

なところを洗い独特のシワや凹凸がつくる表情を引き立てる鞄になりました。

 

 

 

 

もうひとつはオールドイングランドで作ったボストン風トート

最近、輪をかけて肩かけファスナートート(G-44)の人気が高く、同じような条件を

満たしたものを考えていたところ、オールドイングランドのしなやかな質感も

手伝って出来上がりました。

 

 

というわけで容量は十二分。

（左がG-44です）

いわゆる“ボストンバッグ”ほど大げさでなく、荷物が多い普段用といったタイプです。

 

内ポケットはファスナータイプの手前に2分割がついた豪華バージョン。

本体が大きい分、細かいものの収納はこちらにまとめられます。

 

 

 

 

取っ手の留め方や

 

 

あて革の有無など、容量だけでなくパーツパーツが異なると

だいぶ印象が変わることに改めて感心させられてしまうのでした。

 

 

 

Organ(オルガン)

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