四角、直線
2015.10.30
正面から見ると分かりやすいのですが

ブリーフケース(G-57)を引き継いだ
取っ手周り。
※それぞれアンバーがG-57です
と、この2点は似せていますが、留め方とタテ・ヨコ比、色味でだいぶ
印象が違って見えるトートバッグです。

縦長の鞄は電車などでもかさばらず、持ち運びもすっきりできるのも魅力です。
そしてダコタの厚みとかたさを存分に活かした、清々しいほどの直線。
フタにはちらりとドイツホックが見えます。

おおぶりな金具を留めるときに手を添えやすいよう、マチはくり抜いた
スペースが設けてあります。
今回の鞄はダコタのマリーナ仕様。

さらっとした質感、箱型の無機質さ、それでいてトラも見える堂々の革
というところがちょうどいいバランスを保っている鞄です。

A4ファイルをタテでもヨコでも収納できる容量からすると思ったより軽い本体。
本体マリーナに対しての黒糸が、ネイビーより薄めの青をきりっと引き締めています。
ビジネスでも十二分に使える出で立ちを目指しただけある存在感です。









