イタリアのサンプルレザーでつくった4型

2014.12.19

雪化粧風
12月もあっという間、冬至はすぐそこに。

 

 

今年最後(おそらくです)にご紹介するのは、これまた少数買い付けた

イタリアのサンプルレザーなどでつくったこちらの

こちらの4点
4点、盛りだくさんです。

 

 

まずは下段2点から。

先週ご紹介した現品がお店を旅立っていったために新しくご用意した、

ショルダーバッグ(G-19)の変形バージョン。

大小2サイズ展開にしてみました。

 

大きい方は遠目でみるとグレーなのですが、

G-19変形ver.
実はロウ引き加工の後、プレス機にかけてロウを部分的に落とすという

手の込んだ仕事が光る革なのです。

 

深い溝には
深い溝にはまだロウが残っていて霜柱の風体。

 

全体的なツヤ
そしてプレスされたことによるツヤが、うっすらと張った氷を思わせる──

なんだか想像力をかきたてる面白いテクスチャーです。

 

もともと極厚なので、ストラップも共革で作ってみました。

ストラップも共革

 

高級感あり〼
通常の定番商品は張りのあるストラップなので柔らかさが新鮮に映ります。

ななめにしても、肩かけにしても優しい使い心地です。

 

 

一方の小さい方は

3.5だから深いシワ
先週のご説明と近似しますが、もともと3.5mmという分厚さのため

豪快なシワと深いシボが特徴。

 

それを本体に合うように厚さを調整しています。

ひっくり返しの際の個性的なシワ
立体的なシワと大きく入った色の模様、こちらもとてもユニークな仕上がり。

こちらのストラップは定番の厚革仕様です。

 

 

 

続いて、こちらは定番商品でも人気の肩かけファスナートート(G-44)を

肩かけファスナートート
見た目マットな素材で作ってみました。

 

さらさらでオイリー
表面は若干起毛させた加工で比較的さらさらしているようですが、

起き上がる雰囲気
(色の濃淡の差は毛流れの違いがあるところです)

 

実はオイルがふんだんに入っている革。

ファスナー部分などパーツの補強が、しっかりとした雰囲気を保たせています。

ファスナーでしっかり立ち上がっている

 

人気のトート
肩にかけたときもしっかりと馴染み、上品さにあふれたトート。

使い込んだあとのエイジングが楽しみな革です。

 

 

 

そして

ストリームラインのリュック
夏頃にご紹介したストリームラインが目を引くリュック

長らく品切れていたこちらを、ミネルバリ・スシオのネイビーでご用意しました。

 

この渋い色味。

壁際に並んでます
リュックコーナー、壁際に並んでいます。

 

 

 

今週はじめにご紹介してからというものお問い合わせを多くいただき

だいぶ少なくなりましたが、噂のコードバンも

コードバンコーナー
若干数、残っていますので気になる方は現物を確かめにいらしてください。

※長財布は出ている現品のみになりました

 

Organ(オルガン)

Organ(オルガン)モデル販売ページ