活動的な師走

2016.12.16

寒さが一層厳しくなってきました。

店舗前の多肉達は冬眠に入った模様で、そんな中唯一アボカドは芽を出したりと活動的。

アボカドの種

そんなアボカドの様に、今日は盛り沢山な内容です。

 

まずはこちら、“サドルプルアップ”のお財布二種。

サドルプルアップ 財布

どちらも、コツコツと試作を続けてきた宮崎が作ったもの。

以前紹介した「小銭入れとカード入れを一つにまとめた長財布」を発展させています。

「以前作った長財布は気に入っているけど、少しラフなので稀に小銭が頭を出している。

という事があって、それを解消するにはどうしたらいいか?というのをずっと考えてました。

仕切り付きトートバッグを作った時に、この上部を折り畳む構造が活かせるんじゃないかと思って。

この二つ折り財布を作る時に、片側は以前の長財布の作り、

前面の小銭入れ側は折り畳んでみました。

そうすることで縫い目が出ないし、小銭も出る心配が無くなりました。

長財布の方は見た目のバランスを取って両側を折りたたんでいます。」と宮崎。

 

自身も使用している二つ折り財布リバースレザーバージョンを手に話してくれました。

リバースレザー 二つ折り財布

サドルプルアップよりもやや厚みや表情があるので印象は違いますが、

中身が入っていてもかなり薄い本体。

リバースレザー 二つ折り財布

開いた時に中身が一切見えないプレーンな見た目。

上部のホックを外すとジャバラマチが大きく開いて、小銭入れ・カード入れスペースが現れます。

リバースレザー 二つ折り財布

カードは前後一枚づつと中央にまとめて5~6枚。

リバースレザー 二つ折り財布

薄くてもしっかりと収納ができるように、底面は一続きになっていて

余裕をもった構造になっています。

リバースレザー 二つ折り財布

ホックの位置が上なので、ホックが厚みにならずに

下の小銭やカードといいバランスを保っています。

 

「ただ縫い目を少なくするだけじゃなくて、それを活かしたいなと思っていて。

縫わないから小さくなる、縫わないから薄く出来るとか。

今回は、上下を縫わない構造にすることで高さが少し小さく

重ねて縫うことをやめたので厚みも薄くすることが出来ました。」

財布比較

財布比較

(写真左は定番の二つ折り財布GS-39

お財布の5mmはとても大きい。

パンツのポケットに入れてもすっと入るし、ホックボタンが当たることもないのだとか。

沢山の事が集約されているのですが、その良さが伝わったかどうか、、、。

ぜひ手にとって見てみて欲しいお財布です。

 

ちなみに、以前のお財布も気に入って使っている宮崎。

長財布

こちらも幾つか店頭に並ぶ予定です。

 

次は、久しぶりに登場する「型紙トート」。

型紙トート

4年前から不定期で作っているのですが、前回のご紹介から2年ぶり。

「先週使ってくれてるお客さんが来たんだけど、エイジング具合がすごく良くて。

思わず作った。」と桃井。

型紙トート 紐留め

今回は紐留めを付け、マチも外縫いで少しかっちり。

型紙トート マチ

型紙トート 着用

型紙トート 着用

型紙トート 着用

S、M、Lそれぞれ良いバランスです。

次にいつ「思わず作りたくなる」タイミングがやってくるかわからないので

お見逃しなく。

 

そして、先週ご紹介したリュックが早々に売れてしまったので

茶色を追加してグレーとともに2個作りました。

リュック

こちらもどうぞよろしく。

 

盛り沢山過ぎて離脱してしまった人もいるかな?

そんなこんなで、豊富にサンプルが並んでいます。

ぜひ。

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Organ(オルガン)

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